読んだ
- 作者: 杉本光生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/08/28
- メディア: 単行本
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投資と投機は全く違うのだが、一般巷間「株?大丈夫?」でなければ「これ、絶対上がりますよ」のどちらかに傾いてしまったり、それをよしとして或は無視していたら面白くないシャレにすらならんのだぞと言っていきたい。
著者は作中で脅かすわけではないがと書いているが、ある程度脅かしていかないと本当にどうしょうもないことになっていくんじゃないだろうか?めんどーだなー。なんでそこまでしなきゃならんの?
逆に、絶対に株式投資すべきだと思うのが、五十歳代以下のごく平均的な所得の人たちである。後で詳しく説明するが、特に若ければ若いほど、預貯金だけでは将来、困窮することが目に見えているからだ。脅かすわけでは決してないが、好き嫌いの問題じゃなく、やるしかないという状況にあるのだ。
投機と投資の違いくらいちょっと学べばすぐ分かるんだし。ただ「儲けたい」とか、「絶対上がる」なんてあり得ないってことはすぐ分かる。あり得ないんだからだまされようがない。
「儲ける」でなく、社会参加としての投資。応援としての投資。信念としての投資。
リテラシーはきちんと自分の力で身に付けてからやるべきだ。それをやった上で投機的売買をやりたいのなら、いいんじゃないのだろうかね。それでもやるかね。私は絶対にやらないですが。ボーグルやバフェット。彼らには信念をみる。そこから始まるからなんで上辺なぞったって仕方ない。
少しずつ1400兆円が動き出しますように。未来のために。