阿部和重氏『ピストルズ』読後感

ピストルズ

まず、読むのに時間がかかりすぎだ。ニッポニアニッポンとシンセミアの事件のことが書いてあったね。他にもあるのかな。分からない。ニッポアニッポンは『新潮』の掲載の時読んだなとか思い出した。その新潮は、青っぽかったと思い出した。トライアングルズを読んで、映画撮ったなとか思い出した。関係はないのだけれども。僕は最近のほうが、楽しく小説が読めるようになっているような気がする。気のせいかも知れないけれど。変なテーマだとか、変な比喩だとか、徹底的に、私はヨミマせんので、とか必死こいてた頃は疲れていたのかも知れない。ハスミ氏の帯の文章が面白い。笑える。寝る。