読んでいる
- 作者: 井上誠一郎
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/04/20
- メディア: 大型本
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とりあえず出だしの3章までよみました。まずはコードは書かないで1回は通読しようと思います。サーバサイドJavascriptについて個々の実装を深く解説するのではなく。広い意味のサーバサイドJavaScriptを取り上げて、そいつのイメージや概念や背景などを説明してくれている書物のようです。3章まででも読み物としてずいぶん面白かったです。11章でGoogle Apps Scriptについて取り上げていますが、このへんとか楽しみな部分ですね。
Web開発での言語の混在に関する解決策で、GWT(Javaで書いてJavaScript生成)とかを上げた後で、本書のテーマであるサーバサイドJavaScriptでのその問題への解答は以下のようなもの。
本書のテーマのサーバサイド JavaScriptは言語の混在を解決する別のアプローチです。やや達観した見解かもしれませんが、Webアプリの開発でJavaScriptから逃げることはできません。「どうせやるならサーバサイドも含めてすべてJavaScriptで作ろう」という論理です。言語の選択にはもっと高尚な理由が必要だと考える人もいるかもしれません。しかし時代の空気はこのようなことで決まったりします。
時代の空気がどう流れるのかは、その選択が本質的にベストであるということとは別力学で決まるっていうのはやはりありますよね。だからさ、表面的なツールの使い方だけやってると無駄な努力が膨大に積み上がってしまうんだよね。だもんで常に、使用するツール(言語やフレームワーク)のマニュアル的使用法ではなく、背景本質根本の理解を怠らず続けていくことが大事なんではないでしょうか。そういう意味でも意義のある本だと思います。