Seasar Conference 2009 Autumnに行ってきた
行ってきました。時間を読み間違えて、一番始めに会場入りしてしまい、どこに座るか迷った。真ん中らへんに座った。
1.slim3入門
基本的なことの復習を聞いていた感じ。TDDを何よりも大事に考えているとのこと。そこを簡潔に実現していくためのツールとしてのType Safe QueryやHotReloadingなんだろうという印象。
2.GWTではじめるFull Ajaxアプリケーション
GWTについての紹介とデモ。よかったのはGWTでどうやってJavaコードを書いてコンパイルするとコンパイル先のJavaScriptが生成されてこうやって読み込まれてアプリケーションが実行されるということを説明してくれたところ。いい復習になったし。発見にもなった。
JavaScriptへのコンパイル時に指定してあげれば、JavaScriptが読みやすくコンパイルされるというのは知らなかった。
というか、私がやっていたころはGWTに今のEclipse pluginとか存在していなくて、GWTのプロジェクトを作るのも、コマンドたたいて作ったりしていたので、その当時にそれが出来たかはわからないのですが。
GWTはJavaで書いてJavaScriptで動くので、Javaだけで何とかなる部分はあるんですが、そしてそんな触れ込みもあるにはあるのでしょうが、実行されているのはJavaScriptなんでね。本質的なエラーとかでは大変な部分もあるでしょう。やるからにはやります。とはいえGWTはずいぶん現実的な使い勝手はあがってきているのだなという印象。
3.SQL脳からBigtable脳へ
この部分だけに的を絞って、ひがさんに本を書いていただけたらありがたいと思った。
これ↓
- 作者: (株)グルージェント
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/09/10
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も読んで、よかったのだけれど、このページ数でBigTable(データストア)についてだけ書いた本が出てほしいところだ。
BigTableでのクエリの具体的な書き方なども紹介されて興味深かった。join出来ないので、とりあえずフェッチして、インメモリ処理とか。その際、直接BigTableからフェッチするデータをまずどうするかというのもひとつの戦略だったり。エンティティグループ嫌い。いろいろ勉強していきたい。時間がないのだけれども。時間は作るもの。