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大きく、しぶとく、考え抜く。―原田泳幸の実践経営論

大きく、しぶとく、考え抜く。―原田泳幸の実践経営論

上司が部下を評価するだけで終わってしまいがちな今の仕組みも、若い社員をコーチングして育てることを最優先にした中身に変えたいと思っています。大事なことは若い世代の創造力を高めることです。過去の成功体験を基準とした視点からは新しいものは生み出せない。極端に言うと、社内の常識ではやってはいけないことが、社外では通用して、ビジネスとして成功することもあります。

評価するだけでおわってしまいがちですか、評価すらないよりはマシだけれど、もっともですね。コーチングできないとか情けない事態にだけはなったらいけない。

あなたが何を勉強してきたか、何をやってきたかは関係ない。今後何ができるかが問題で、その鍵はあなた自身のラーニングスキルにある。入社して何かこれまでの経験を活かしてお役に立ちたいなどと絶対に思わないでほしい。お役に立ちたいと思った瞬間、迷惑だ。今までと同じことをやられるとうちの企業の強さはなくなるから、うちの企業の強さを学ぶまでは一切役に立とうなどと思わないでほしい

即戦力大歓迎とか他者依存にも程がある。そんな会社が多い中。この発言です。

とにかくスピードを優先しました。戦略も組織もどれが正しくて、どれが間違いというのはありません。どれを信じて選択するかという話でしょう。野球と同じように、どんな素晴らしいピッチャーでも流れが変わったら交代しなければいけません。会社の改革では、まずリーダーシップを持って、会社の空気を変える意志や情熱を示すことが重要です。

スピードという言葉が嫌いな経営者の方って多いのではないでしょうか? でも、本当にナッテカラじゃ間に合わないと思いますよ。リーダーシップない場合はリーダーやっちゃいけないと思うんですよね。マネージャーはリーダーでもなければダメでしょう?


最近マクドナルドの業績が少し悪くなったくらいで、方程式が崩れたとかやってますが、そんなこといってる人に限って方程式自体が存在しなかったりするのだからこまってしまいますね。